腰の痛みが少し改善し、リハビリを行うように。

動けるようになり、リハビリ治療へ

数日間入院すると動けるようになり、リハビリを行うようになりました。メニューは足と腰回り、上半身をベルトで固定し、引っ張るというもの。これは腰の骨と骨の間を伸ばし、椎間板の負担を和らげる。ということでしょうか。けん引治療と言い、椎間板ヘルニアではおなじみの治療のようです。

また、ベッドに横になり、腰に電気を当て、タイマーで計り決められた時間温めます。これは腰がジンジンと暖かく気持ちよかったです。そして後に自分だけでのリハビリに取り入れる背筋運動。入院期間中だけでの背筋を鍛える筋力トレーニングでは、筋肉は簡単に付くものではないので効果は薄いでしょうが、これが長い目でみればなにより効果的だと思います。腹筋をすると少し痛みがあった覚えがあるのですが、痛みが引けば背筋、腹筋で腰回りを鍛えるのは、効果があると思いました。この病院での背筋リハビリ、要は筋力トレーニングなのですが、自分はトレーニングジムで多少筋トレをしていたこともあり、少し違和感を感じました。ジムは市の運営する公立トレーニングジムで、空手の先輩に教えられながらの筋トレや、個人運営のジムで、ボディビルの大会にも出場するオーナーに教えてもらいながらトレーニングをしていました。学生の頃は週に2~3回、社会人になってからは月に2回程でしたが、ちょこちょことトレーニングをしていました。そこでの背筋はローマンチェアーという、背筋を鍛える専用のマシンを使い、背中を反り上げるのですが、あまりに反り上げると、腰を痛める可能性があるので、少し反らし、筋肉を意識しゆっくり下ろす、というもの。実際に筋肉に効いているのを感じました。しかし病院のリハビリでは、フラットベンチに足をかけ、思い切り反り上げるというものでした。これでは危険ではないかと思い、慎重にリハビリを行ないました。一応筋トレのプロであるジムのオーナーの方法の方が安心でしたし、自分には合っていたので、この違いに戸惑いました。病院のリハビリも筋力トレーニングより、けん引療法や、機械で腰を温めることが主だったのですが、筋トレに関しては、先生はもちろん、トレーニングのプロの方に聞いてみるのも重要と思います。

背筋を意識して鍛えることはあまりなかったので、この件で背筋の鍛え方を意識するようになりました。また、腹筋も同時に鍛えなければならない事も聞かされました。筋トレをしていたのに腰を悪くするのもみっともないですし、言い訳じみて情けないのですが、椎間板ヘルニアになるのは、スポーツをしている人も多いそうです。よくラグビーや柔道をしている人が病院にくるということでした。また、筋肉も同じ箇所をむやみに鍛えるのは危険という事を知りました。
と、言いますのは、腹筋を鍛える人は多いですが、背筋は自分では見えないこともあり、鍛える人は少なく、多くの人は腹筋はあるのに、背筋は少ないらしいのです。もちろん逆の人もいます。そういう場合、腹筋で前にばかり引っ張られて(背筋の強い人は後ろに引っ張られて)前後の筋量のバランスがおかしく、ヘルニアになってしまう人もいる、ということです。確かに腹筋運動は一般的ですが、背筋を鍛えることを意識することは少なく、お腹を触り腹筋を意識することはあっても、後ろにある腰の筋肉を意識することはありません。前後の筋肉、腹筋・背筋をバランスよく鍛えることが、ヘルニアの防止、痛みの軽減に繋がる事を教わりました。また、できれば左右の腹筋も鍛えると、なお良いということも教わります。

椎間板ヘルニア

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