椎間板ヘルニアでは腹筋と背筋を鍛えてコルセット代わりに。

コルセットでわかる、腰を守る為に重要な腹筋と背筋

腹筋と背筋を鍛える事が最良のリハビリ、腹と腰回りを筋肉で支え腰を守る。ということで納得したのが、コルセットの存在です。入院中はコルセットを渡され、しばらく巻いていました。コルセットというのはお腹から腰にかけて、腰周りをがっちり固めながら巻く、西洋式のサラシみたいなもので、これを巻くと腰が安定し、痛みが軽減するようでした。そのため安心感があり、退院しても、体を動かさないといけない場合に、コルセットを巻いて仕事に行っていました。これは腹筋や背筋の代わりをコルセットがしてくれているようなものです。つまり腹筋や背筋があれば、まるで常にコルセットを巻いているようになり、痛みも軽減できますし、腰痛の防止になるというわけです。

だったら私は常にコルセットを巻くからいいや、といことになるかもしれませんが、そういう訳にもいかないようです。そうすると、筋肉がコルセットに頼ってしまい、みるみる筋肉が落ちてしまうようです。コルセットを外すと、筋肉の落ちてしまった頼りない腹筋・背筋のせいで腰が痛い、大したことの無い衝撃でヘルニアになってしまう。という悪循環です。実際に痛みが引いたら、なるべくコルセットには頼らないよう先生に言われました。コルセットは一時的には良いですが、治るまでのギブスという考えで装着するのが良いようです。しかしあまりに痛い場合は、個人に合わせた専用のコルセットを特注し、コルセットを巻いてのリハビリや生活をし、少しずつ鍛えてきくのがよいと思います。同じ病室の方は特注のコルセットを作っていました。ただしお値段も結構高いとのことです。

この腹筋と背筋を鍛える。というトレーニングの時間と、鍛える辛さ、大げさに言うと苦痛は伴いますが、タダでできる腰痛改善方法、なぜ自分がこれに注目したのかと言いますと、会社に体操の選手をしていた人がいて、彼も動けない程のヘルニアになってしまい、それを、「吐くほど背筋をして治した」という事を聞き、筋肉を鍛える重要性を直接目の当たりにしたからです。彼は体格がよく、体操の選手をしていた程なので、吐くほど、という鍛え方が常人には無理じゃないか。とも思ったのですが、まあそこまでしなくても、ちょこちょこ鍛えていこう。と自分の程度に合わせてトレーニングすればいいや。と気楽に考えました。あまりに辛いと続きませんので・・。腰痛ではないですが、相撲の大横綱、千代の富士が、かつて肩を脱臼してしまった際、猛稽古で肩周りに筋肉を付け、脱臼を克服したという有名な話もあります。このような実例が、筋肉を付けるリハビリの重要性を自分に認識させてくれました。

椎間板ヘルニア

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